子どもの預け先ゼロ、保育園も入れない。それでも転職活動を2ヶ月で成功させた方法
※この記事は2019〜2020年当時の体験談です。当時は待機児童問題が深刻で、転職活動中の保育園入園は特に難しい状況でした。現在は改善されている地区も多いと思いますが、同じ壁にぶつかっている方の参考になれば嬉しいです。
「保育園に入れないと働けない。でも働いていないと保育園に入れない。」
これが当時の専業主婦の転職活動の現実でした。私はこの壁を、ある方法で突破しました。
まず、保育園の仕組みを説明します。
保育園は「点数が高い順」に入れるシステムです。
フルタイム勤務で20点、夫婦ともにフルタイムで40点。40点がスタートラインで、そこからの加点争いが保育園に入れるかどうかの勝負です。
転職活動中の私の点数は、20点にも届きませんでした。加点を重ねても40点には程遠い状況でした。
区役所の窓口でこの矛盾を伝えたら、担当の方に「え、その状況で申し込もうとしてたんですか」という反応をされました。
制度の壁は、思ったより高かったです。
では私がどうしたか。2つのことをやりました。
ひとつめは、区の一時保育を使うこと。
面接の日だけ、区が運営する一時保育に子どもを預けました。点数も関係なく使えます。友達も親戚もいない中で、これだけが頼りでした。
ただし、一時保育には使い方にコツがあります。
申込み開始日の当日に申し込む。そして先に「預けられる日」を確保してから、その日に面接を入れてもらう。エージェントにも「この日なら面接を入れられます」と日時を先に提示しておく。
この順番が重要です。
面接が決まってから一時保育を探すと、空きがなくて面接日を変更してもらうことになります。これは企業にとって「入社後も同じことが起きる」と映りかねません。
「預ける場所を先に確保してから面接を入れる」という順番を守るだけで、そのリスクを回避できます。
ふたつめは、入社日を4月に合わせること。
保育園の入園は4月が一番枠が多い。ならば、4月入社に合わせて逆算して転職活動をすればいい。
10月に転職活動を開始。内定をもらった会社に「4月入社にしてほしい」とお願いしました。
転職活動中は保育園の選考点数が低いため、1次選考(11月締め切りが多い)には転職活動中の経歴での申し込みになります。保育園の入園が難しい地区の場合は、点数が足りず保育園が決まらない可能性があります。実際私も決まりませんでした。
ただ、年内に内定をもらい「就労内定」の状態になれば、点数が上がり、2次選考にはフルタイム勤務としての申し込みが間に合います。
ちなみに「1次選考に間に合うように内定を取ればいいのでは?」と思った方もいるかもしれません。
それは別の意味で難しいのです。企業は基本的に、すぐに人が欲しいから採用活動をしています。10月末の時点で内定が出ていて、入社は4月、というのは通常認められづらいのです。
一方、年末〜1月ごろに内定が出れば、4月まであと3ヶ月程度。「4月入社でお願いしたい」という交渉も比較的しやすくなりますし、ギリギリ保育園の2次選考にも間に合います。
※ただし、急いでいる企業では難しい場合もあります。あくまで参考として。
つまり、逆算するとこうなります。
- 入社は4月 → 保育園の枠が一番多い時期に合わせる
- 内定は年末〜1月ごろを狙う → 4月入社の交渉がしやすく、保育園の2次選考にも間に合う
- 転職活動は10月に開始 → 年末〜1月ごろ内定が貰えるよう動き出す&保育園の1次選考に転職活動中として申込可能
この逆算が、全てでした。
まず一時保育の登録だけしてみてください。それだけでいい。私もそこから始まりました。
次の記事では、実際に面接前にやった準備を書きます。